

ICUとせん妄
手術終了後ICUに入る説明を受け、「せん妄」について細かくお話を頂きました。
これがせん妄というものか否か解りませんが、訳のわからん状態になりました。
■ICUとせん妄
せん妄とは
場所や時間を認識する“見当識”や覚醒レベルに異常が生じ、幻覚・妄想などにとらわれて興奮、錯乱、活動性の低下といった情緒や気分の異常が突然引き起こされる精神機能の障害です。夕方や夜間にかけて発生することが多く、大半は数日以内で改善していきますが、昏睡こんすい状態に陥ったり、死に至ったりするケースもあります。また、錯乱状態に陥ることによる転倒や、治療に必要な点滴の自己抜去などさまざまなトラブルを引き起こすことも特徴です。
せん妄の原因はさまざまであり、多くは高齢者が発症します。一方で、手術や入院など通常とは異なる状況に置かれると若い方が発症するケースもあります。
せん妄の治療は、気分を落ち着かせたり、睡眠を促したりする薬による薬物療法が主体となります。しかし、せん妄を改善するには周囲の環境を整えることも大切であり、適切な対処がなされない状態が続くと症状が急激に悪化することもあるので注意が必要です。
原因
せん妄は内科的な病気や脳の病気などが根本的な原因となって精神的な変調をきたした状態のことであり、その原因は非常に多岐にわたります。
年齢が高くなるほど発症率は高くなり、特に脳卒中、認知症、パーキンソン病などの神経や脳に異常をきたす病気の既往がある高齢者は風邪や便秘、脱水、睡眠不足など普段と異なる状況が刺激となって突然発症することがあります。また、若年者でも高熱、肺炎、腎不全など体の状態が著しく低下する病気を発症するとせん妄を起こすこともあります。
さらに、せん妄は体の状態だけでなく、環境的な変化によるストレスもひとつの要因となります。具体的には、集中治療室(ICU)をはじめとした閉ざされた環境での入院中、手術後などにせん妄を発症しています。
また、そのほかにも鎮静剤や医療用麻薬、抗うつ薬、ステロイドなどの薬剤の副作用としてせん妄が生じることがあります。
Medical Note より
せん妄自体良くわからなかったが、なんとなく先生がおっしゃってられるイメージは理解できました。
まぁ~自分には無縁な話だろうと、正直この件も聞くともなしに聞いていたって感じでした。
ところが、私にも起こりました。
これがせん妄っていうものかどうかわかりませんが
幻覚っていうほうが的確なのかもしれません。
「家に帰って、あーでもない。こうでもないと。」やたら文句を言っている夢を見ながら
ベッドに座ろうとした。
そこで、あっ!入院してるんや。と・・・・・
多分ね、周囲の煩さから逃げたかったのだと思います。
寝ているようで頭は起きている。
そのような状態が続いていたので、頭が朦朧としていたといっても過言ではないです。
とにかくICUは賑やかなところ。意味深長です。
話し戻しますが
家では、まず寝ぼけるというようなことがありませんし
寝ぼけて体を起こすというようなこともしたことがありません。
果たしてこれがせん妄というものかどうかは解りませんが
ただ「早くこの環境から抜け出したい!」という願望は非常に強かった。
とにかく、周りが騒がしい・奇声を発するものが多い・文句を方々で言っている。
まるで野戦病院のようです。
また、トイレに行くにもいちいち看護師さんを呼ばなければいけない。
私の中では、
「何をするにしても看護師さんを呼ばなければならない。」ということが非常に苦痛でした。
ナースコールをするのが嫌で何度もためらいました。
周囲の患者の中では、そんなしょうもないことで呼ぶなよ!と感じることでも
平気で躊躇なくコールしている光景を何度も目にしました。
私の中では、やはり看護師さんに対する遠慮がかなり強く
退院するまでそれを取り除くことはできませんでした。
それは、決していい格好で言ってるのでなく、
些細なことで人に頼ることが嫌で、自分でできることは自分でという意識からです。
自分自身で感じるのは、人に甘えることも大事だと思いました。
ある看護師さんから、遠慮せずに呼んでよ。
って言葉をかけられましたが・・・・・非常に難しいというのが私でした。
悲しいかな甘え下手です。
本日もご訪問ありがとうございました。
前回に続き入院治療の過程を、
自身の備忘録とともに皆様の一助となればと思いアップさせていただいております。
何かのご参考になさってくだされば幸いです。
数理推命陽数象意
これがせん妄というものか否か解りませんが、訳のわからん状態になりました。
■ICUとせん妄
せん妄とは
場所や時間を認識する“見当識”や覚醒レベルに異常が生じ、幻覚・妄想などにとらわれて興奮、錯乱、活動性の低下といった情緒や気分の異常が突然引き起こされる精神機能の障害です。夕方や夜間にかけて発生することが多く、大半は数日以内で改善していきますが、昏睡こんすい状態に陥ったり、死に至ったりするケースもあります。また、錯乱状態に陥ることによる転倒や、治療に必要な点滴の自己抜去などさまざまなトラブルを引き起こすことも特徴です。
せん妄の原因はさまざまであり、多くは高齢者が発症します。一方で、手術や入院など通常とは異なる状況に置かれると若い方が発症するケースもあります。
せん妄の治療は、気分を落ち着かせたり、睡眠を促したりする薬による薬物療法が主体となります。しかし、せん妄を改善するには周囲の環境を整えることも大切であり、適切な対処がなされない状態が続くと症状が急激に悪化することもあるので注意が必要です。
原因
せん妄は内科的な病気や脳の病気などが根本的な原因となって精神的な変調をきたした状態のことであり、その原因は非常に多岐にわたります。
年齢が高くなるほど発症率は高くなり、特に脳卒中、認知症、パーキンソン病などの神経や脳に異常をきたす病気の既往がある高齢者は風邪や便秘、脱水、睡眠不足など普段と異なる状況が刺激となって突然発症することがあります。また、若年者でも高熱、肺炎、腎不全など体の状態が著しく低下する病気を発症するとせん妄を起こすこともあります。
さらに、せん妄は体の状態だけでなく、環境的な変化によるストレスもひとつの要因となります。具体的には、集中治療室(ICU)をはじめとした閉ざされた環境での入院中、手術後などにせん妄を発症しています。
また、そのほかにも鎮静剤や医療用麻薬、抗うつ薬、ステロイドなどの薬剤の副作用としてせん妄が生じることがあります。
Medical Note より
せん妄自体良くわからなかったが、なんとなく先生がおっしゃってられるイメージは理解できました。
まぁ~自分には無縁な話だろうと、正直この件も聞くともなしに聞いていたって感じでした。
ところが、私にも起こりました。
これがせん妄っていうものかどうかわかりませんが
幻覚っていうほうが的確なのかもしれません。
「家に帰って、あーでもない。こうでもないと。」やたら文句を言っている夢を見ながら
ベッドに座ろうとした。
そこで、あっ!入院してるんや。と・・・・・
多分ね、周囲の煩さから逃げたかったのだと思います。
寝ているようで頭は起きている。
そのような状態が続いていたので、頭が朦朧としていたといっても過言ではないです。
とにかくICUは賑やかなところ。意味深長です。
話し戻しますが
家では、まず寝ぼけるというようなことがありませんし
寝ぼけて体を起こすというようなこともしたことがありません。
果たしてこれがせん妄というものかどうかは解りませんが
ただ「早くこの環境から抜け出したい!」という願望は非常に強かった。
とにかく、周りが騒がしい・奇声を発するものが多い・文句を方々で言っている。
まるで野戦病院のようです。
また、トイレに行くにもいちいち看護師さんを呼ばなければいけない。
私の中では、
「何をするにしても看護師さんを呼ばなければならない。」ということが非常に苦痛でした。
ナースコールをするのが嫌で何度もためらいました。
周囲の患者の中では、そんなしょうもないことで呼ぶなよ!と感じることでも
平気で躊躇なくコールしている光景を何度も目にしました。
私の中では、やはり看護師さんに対する遠慮がかなり強く
退院するまでそれを取り除くことはできませんでした。
それは、決していい格好で言ってるのでなく、
些細なことで人に頼ることが嫌で、自分でできることは自分でという意識からです。
自分自身で感じるのは、人に甘えることも大事だと思いました。
ある看護師さんから、遠慮せずに呼んでよ。
って言葉をかけられましたが・・・・・非常に難しいというのが私でした。
悲しいかな甘え下手です。
本日もご訪問ありがとうございました。
前回に続き入院治療の過程を、
自身の備忘録とともに皆様の一助となればと思いアップさせていただいております。
何かのご参考になさってくだされば幸いです。
数理推命陽数象意
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