

十干の意味と性情
十干の意味と性情を適切に表現しているサイトをご紹介します。
非常に解りやすいです。
命式の天干に配置されるのが、この十干でこの象意を理解していないと看命することは出来ませんので覚えておく必要があります。
命式の日柱の天干を日主又は日元と言い、その人の性情を一番良くあらわしています。
十干は自然現象で起こるさまざまな現象を捉えて符号化したものですので、
十干を見た瞬間にそういった自然の風景が想像できるようにならなければなりません。
また読み方も「こう、おつ、へい」と読むのでは意味が分かりません。
甲は木の兄なので「きのえ」と発音し、
乙は木の弟なので「きのと」と発音するのです。
丙は火の兄なので「ひのえ」と発音し
丁は火の弟なので「ひのと」と発音するのです。
同様に
戊は「つちのえ」、己は「つちのと」、庚は「かのと」、辛は「かのと」、
壬は「みずのえ」、癸は「みずのと」、とそれぞれ発音します。
陽と陰の読み方で、陽は兄(え)をつけます、陰は弟(と)をつけます。
本来「エト」は兄と弟のことであり十干を指して言います。
■甲:陽 ......窮通宝鑑より
甲木は山や大地に聳え立つ大木(樹木)とみます。
大きく育った大木は庚金(斧)を用いて伐採し、役に立つ棟梁の材と成すことです。(家の棟..むね、梁..はり)のことです
庚金の斧が良く切れるようにするには丁火で焼きを入れて鋼をいれます。
日主が甲木の場合は「庚と丁」がある事が看命の基本になります。
■乙:陰
乙木は田園に咲く優しい草花又はつる草とみます。
乙木が育つためには適度な太陽の火(丙)と天然の雨水(癸)が必要です。
乙木はいくら集まっても天に向かって伸びることはありません。
天に向かって伸びるためには甲木に巻き付いて伸びる必要があります。 これを藤蘿繋甲(とうらけいこう)と言います。
日主が乙木の場合は「丙と癸」これが看命の基本になります。
■丙:陽
丙火は壮烈な太陽の火とみます。
太陽の火は季節によって強くなったり弱くなったりします。
夏は太陽の火炎が強いので水の配合を必要とします。
冬は太陽の火が弱くなるので、太陽の火を映しその光を照らし出す壬水(大河の悠々と流れる水)を必要とします。
日主が丙火の場合は「壬」これが看命の基本になります。
■丁:陰
燈火や薪炭のような人工の火とみます。
太陽の丙火と異なり、人工の火ですので必ず薪の燃料を必要とします。
火の燃料としても最も適しているのは甲木で、次に乙木です。
乙木は枯れ草の様なものですから一瞬に燃えつきてしまいます。すなわち熱しやすく冷めやすいとなります。
甲木は庚金によって伐採されて薪になりますので、甲木があれば永続して丁火が燃えることになります。
日主が丁火の場合は「甲と庚」これが看命の基本になります。
■戊:陽
戊土は山や大地や堤防の土とみます。
山には木々があって森をなさないと「霊」が無く生き物が育ちません。
大地に水を与えて湿土に変えれば木が育ちます。
日主が戊土の場合は「甲と癸」これが看命の基本になります。
■己:陰
己土は田園や畑の湿った土とみます。
植物など万物を育むおおらかさと優しさと度量があります。
湿田に水気が無ければひび割れを起こします。
湿田で万物を育む場合は丙火の太陽も必要です。
日主が己土の場合は「癸と丙」これが看命の基本になります。
■庚:陽
庚金は荒々しい剛金、斧とみます。
従って甲木を切り倒すのに使われます。
鉱物である金が斧という形になるには丁火で焼き入れをする必要があります。
丁火が力強く燃えるには甲木の燃料が必要です。
日主が庚金の場合は「丁と甲」これが看命の基本になります。
■辛:陰
辛金は加工された優しい貴金属とみます
指輪とか貴金属のような精練されて美しく清い軽い金です。
従って辛は輝くことが必要ですので、流れ水で洗う事が必要があります。
日主が辛金の場合は「壬」これが看命の基本になります。
■壬:陽
壬水は大河に悠々と流れる水や湖水とみます。
水は力強く流れていれば清いのです、源遠流長と言います。
従って春夏の季節に生まれた人は水が枯渇する可能性があるので、水と水源である庚金を必要とします。
秋冬の季節に生まれた人は水が旺じて氾濫する恐れがあるので、戊土を以って制する必要があります。
己土では水が濁ってしまうだけで役には立ちません。
日主が壬水の場合は「壬と戊」これが看命の基本になります。
■癸:陰
癸水は天然に降る雨や雪や小川の水とみます。
天然の雨は大地を潤し、暑さを緩和します。
従って春夏の季節に生まれた人は、雨の精が柔弱であるため庚辛金の水源を必要とします。
日主が癸水の場合は「壬と金」これが看命の基本になります。
フォーチュンソフト様のサイトです。
そのまま引用させていただきました。
非常に解りやすいです。
命式の天干に配置されるのが、この十干でこの象意を理解していないと看命することは出来ませんので覚えておく必要があります。
命式の日柱の天干を日主又は日元と言い、その人の性情を一番良くあらわしています。
十干は自然現象で起こるさまざまな現象を捉えて符号化したものですので、
十干を見た瞬間にそういった自然の風景が想像できるようにならなければなりません。
また読み方も「こう、おつ、へい」と読むのでは意味が分かりません。
甲は木の兄なので「きのえ」と発音し、
乙は木の弟なので「きのと」と発音するのです。
丙は火の兄なので「ひのえ」と発音し
丁は火の弟なので「ひのと」と発音するのです。
同様に
戊は「つちのえ」、己は「つちのと」、庚は「かのと」、辛は「かのと」、
壬は「みずのえ」、癸は「みずのと」、とそれぞれ発音します。
陽と陰の読み方で、陽は兄(え)をつけます、陰は弟(と)をつけます。
本来「エト」は兄と弟のことであり十干を指して言います。
■甲:陽 ......窮通宝鑑より
甲木は山や大地に聳え立つ大木(樹木)とみます。
大きく育った大木は庚金(斧)を用いて伐採し、役に立つ棟梁の材と成すことです。(家の棟..むね、梁..はり)のことです
庚金の斧が良く切れるようにするには丁火で焼きを入れて鋼をいれます。
日主が甲木の場合は「庚と丁」がある事が看命の基本になります。
■乙:陰
乙木は田園に咲く優しい草花又はつる草とみます。
乙木が育つためには適度な太陽の火(丙)と天然の雨水(癸)が必要です。
乙木はいくら集まっても天に向かって伸びることはありません。
天に向かって伸びるためには甲木に巻き付いて伸びる必要があります。 これを藤蘿繋甲(とうらけいこう)と言います。
日主が乙木の場合は「丙と癸」これが看命の基本になります。
■丙:陽
丙火は壮烈な太陽の火とみます。
太陽の火は季節によって強くなったり弱くなったりします。
夏は太陽の火炎が強いので水の配合を必要とします。
冬は太陽の火が弱くなるので、太陽の火を映しその光を照らし出す壬水(大河の悠々と流れる水)を必要とします。
日主が丙火の場合は「壬」これが看命の基本になります。
■丁:陰
燈火や薪炭のような人工の火とみます。
太陽の丙火と異なり、人工の火ですので必ず薪の燃料を必要とします。
火の燃料としても最も適しているのは甲木で、次に乙木です。
乙木は枯れ草の様なものですから一瞬に燃えつきてしまいます。すなわち熱しやすく冷めやすいとなります。
甲木は庚金によって伐採されて薪になりますので、甲木があれば永続して丁火が燃えることになります。
日主が丁火の場合は「甲と庚」これが看命の基本になります。
■戊:陽
戊土は山や大地や堤防の土とみます。
山には木々があって森をなさないと「霊」が無く生き物が育ちません。
大地に水を与えて湿土に変えれば木が育ちます。
日主が戊土の場合は「甲と癸」これが看命の基本になります。
■己:陰
己土は田園や畑の湿った土とみます。
植物など万物を育むおおらかさと優しさと度量があります。
湿田に水気が無ければひび割れを起こします。
湿田で万物を育む場合は丙火の太陽も必要です。
日主が己土の場合は「癸と丙」これが看命の基本になります。
■庚:陽
庚金は荒々しい剛金、斧とみます。
従って甲木を切り倒すのに使われます。
鉱物である金が斧という形になるには丁火で焼き入れをする必要があります。
丁火が力強く燃えるには甲木の燃料が必要です。
日主が庚金の場合は「丁と甲」これが看命の基本になります。
■辛:陰
辛金は加工された優しい貴金属とみます
指輪とか貴金属のような精練されて美しく清い軽い金です。
従って辛は輝くことが必要ですので、流れ水で洗う事が必要があります。
日主が辛金の場合は「壬」これが看命の基本になります。
■壬:陽
壬水は大河に悠々と流れる水や湖水とみます。
水は力強く流れていれば清いのです、源遠流長と言います。
従って春夏の季節に生まれた人は水が枯渇する可能性があるので、水と水源である庚金を必要とします。
秋冬の季節に生まれた人は水が旺じて氾濫する恐れがあるので、戊土を以って制する必要があります。
己土では水が濁ってしまうだけで役には立ちません。
日主が壬水の場合は「壬と戊」これが看命の基本になります。
■癸:陰
癸水は天然に降る雨や雪や小川の水とみます。
天然の雨は大地を潤し、暑さを緩和します。
従って春夏の季節に生まれた人は、雨の精が柔弱であるため庚辛金の水源を必要とします。
日主が癸水の場合は「壬と金」これが看命の基本になります。
フォーチュンソフト様のサイトです。
そのまま引用させていただきました。
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